山梨県ウェブマガジン やまなしぃ

恋愛/Love

 

「生理的に駄目」ってありますか?(前編)

生理的に駄目なことって、どれだけありますか?遭遇するまで分からないこの落とし穴の悲劇・・・

最近おしゃれな男の子が増えたとおもうんですけど、その中でどれだけがほんとうにいつまでもおしゃれなのか、それともおじさんになっていってしまうのかはわからないでしょう?思うんですけど私、おしゃれな男の子は与えれば作れるんじゃないかなって。それより生理的にダメっていうほうが致命的なんじゃないかなって。

いろいろな子と付き合うのは悪いことじゃないと思ってるんですけど、最初から生理的にダメなタイプを試してみる気にはまだまだなりませんよね。というか、生理的に、永久に、無理なものがわかってないとそのドツボにはまりかねないというお話です。

私が彼と出会ったのは、会社の飲み会の2次会に行ったクラブだったの。ビジュアル的にとっても素敵な人なのに、なにかウロウロしていたのね。「このお店の注文の方法がわからないの?」とみていたら向こうから聞いてきたの。「ここは先にお金を払うんですか」って。確かにそういうバーもあるけど、私も初めての店なので、店員の人に聞いてあげたの。そこは最初にチャージというか、入店料を払って、そのあとはフリードリンクで、席に着いたら伝票くれるってかんじのシステムだったのね。

聞いてくれたお礼におごらせてください」って言われて、会社の人達は勝手に踊ってるし、じゃちょっとだけ、とOKしたら、だんだんイントネーションがあやしくなってきて、この人、日本人じゃなかったのね!と気づいたわけ。そこからはお互いに文化の話で盛り上がって、あっという間に終電時間に。後日会えるかもしれなので連絡先を教えあったわ。プライベートには広がらなくてもビジネスライクならいいんじゃない?・・・と会社の電話にしちゃった。もったいぶる必要もないと思ったし、それに、彼にすごく興味があったし。

いつ連絡があるのかウキウキしながらも、それっきり連絡がないのは普通のことだから、がっかりしちゃだめと自分に言い聞かせていると、2日ほどして会社にピンクのバラの花束が届いたの。もちろん常識はずれの彼からよ。

外国人なら仕方ないわね♪と、恥ずかしいやらうれしいやらで、すっかり有頂天に。「飲み屋で名刺配っちゃだめだよぉ~」とか「ただの親切のお礼じゃないよな~」とか言われても、うかれまくって気にならないわ。だって本当に彼は素敵だったんだから。思い出だけでも素晴らしいんじゃない?

花束をもらえるなんてめったにないわよ。と思っていたら、次の日会社に電話があって、流ちょうな日本語で、ぜんぜん他の人には気づかれなかった様子。とにかくクラブ以外で、仕事帰りに会いましょうということになったの。

連れて行かれたお店では、彼がいつも行くところなのか、おしゃれなかんじの小さなカフェレストラン。「日本でなにしてるの?」とか聞くことがいっぱい。話題が尽きなかったのね。彼はカメラマンの卵で、専門学校に行ってるそうなの。それからは、
やっと彼のことを“意識してBF候補”として考えるようになったかな。モデルに囲まれてるのに私とデートしたいなんてとってもうれしいとおもったし、「話がかみ合わない人が多くて。でもあなたとならすごい気が合うみたい」と言われて、悪い気はしないものよ。特別な気がしちゃう。

その日の別れの時に、もうキスしてくれたけどとっても自然だった。さすがね~。だってニコって笑って「君はとてもいいね」って。ただ見つめて、二人の距離を縮めただけなんだもの。そうなるともう相手の顔を見るしかないじゃない?「かわいいね」や「きれいだね」より気が利いてると思うわ。「何が?」と聞き返したくなるから。この人もてるんだろうなって思った。

次のデートからは、私、張り切ってしまって頑張ったわ~。それでついに休日にも会ったの。いつも夜で時間がたりない気がしてきたから。始終私がリードを取らなければならないのは仕方ないけども、とってもイケメンの彼といちゃいちゃする、それだけで楽しかったわ!だから4回目のデートの時に彼の家に招待されても「いよいよね!わたしはOKよ♪」なんておバカなことを考えてました───。 (後編に続く)