山梨県ウェブマガジン やまなしぃ

恋愛/Love

 

「男らしさ」って何ですか?(前編)

ただの後輩や顔みしりだって立派な恋愛対象なんです

同級生と付き合ったり先輩と付き合うことが多い学生時代。社会に出てすこしするとそこに「年下の男」もいることに気づく。自分が付き合ってきた年上の男たちが過去になるたび彼らの本性と自分の好みとのギャップが生まれる。思ったよりも頼りにならなかったり、自分が理想とする関係になる前に疲れてしまったり。

この「疲れ」を癒したい、癒されたい人急増中なんですが、やっぱり素敵な恋愛が一番いいよね。どこにいるのか「探しに行かないといけない」と思い込み過ぎてないでしょうか。ほんとうは「恋活」以前にしておかなくちゃいけないのはの自分の気持ちの持ちようかもしれないよ。自分はいつでも恋に落ちれる人?

出会いがないからね~仕事も忙しいし・・・」と周囲に吹聴するのが癖になって、彼氏いない歴が1年ほどたったとき、仕事の関係で知り合った彼は2歳年下の営業アシスタント。実は派遣だったんだけど、といっても社員並みに長時間働かなくちゃいけないので、別の部署で雇われていたから最初はわからなかったの。初めて会ったときは「新しいく入った子、かわいいね。」というぐらい。だって年下だし・・・。年下といっても背は私よりぜんぜん高くて、肩幅もあるし、華奢な感じではなかったよね。ときどき休憩コーナーとか会えば会釈するぐらいだったわ。

ある日、これからお昼ごはんという時に彼の部署の人たちがエレベーターホールでたむろしていたので、みんなでランチに行くことになったのね。その日のランチは近所の中華レストラン。いつもはお値段が高いので行ったことがないけど、空いてるお店じゃないと人数多くて入れないのでそこにいってみようかということに。最初は彼らに合わせて話を聞いてるだけだったんだけど、料理が来たらおいしいとか辛いとか、話も弾んで、「辛いの好きなんですか?」と彼が聞けば「カレーと坦々麺が好きなんだよね」となり、「今度美味しいところいきましょうよ」なんてことに。食べ終わって店を出たら、今度はそのお店の装飾が「中国兵馬俑みたいだったね」「レッドクリフだよね、あの映画観た?」と他の話も盛り上がり、「Cさんと俺さ~話し合うよね~」と、私もすごくリラックスできたの。

それからは合えば笑顔の挨拶で、10日ほど経った週末。「今日、仕事何時頃終わるんです?一緒に飯食いませんか。」仕事の帰りにはショッピングでもと思っていたので、「ごめん、今日は用事があるんだよね。また今度誘ってね。」言いなれた言葉が勝手に飛び出した。「じゃ、来週は?先約なければ俺を入れといてくださいよ~」軽く言われたから、次週は飲み会だったので「飲み会あるんだよね、来る?」と私も軽く誘いの言葉が。その飲み会の帰りから何となく、飲み会の後、もう1軒は2人で寄って行くようになってしまった。

最近の恋愛の話になって、私が「なかなか相手がいなくてね。募集中よ。」と言った時「きれいなんだから安売りすんなよ。」って言われたの。
その時は顔が赤くなるほど私は照れたけど、(この子はそういうふうに私を見てくれてるんだ、ありがとう)と元気になれたわ。もし、ほかの人に「安売りしない方がいいよ」という言い方されたら、聞き流したとしても怒ってたかも。ちょっとちがう男っぽさがよかったのよね。

彼には人なつっこい雰囲気があって、会社で会っても近くにすり寄ってきてしゃべるのが上手だったから、みんなも「仲がいいんだね。」ぐらいに思ってたんでしょうね。そこは本人の私と全く同じぐらいの考えだったわ。
だって彼との関係には男の質を落とす「エロ」は漂っていなかったから。キレイな(汚れてないという意味で)彼が好きだったのよね。

あの時、私が暴れるまでは───。 (後編に続く)